夢を見た

最初はナースくん。
なぜかナースくんに好かれてる設定。
本気かどうか 顔を っつーか 目を見る。
内心 すっごいドキドキで引いてるんだけど 真意が知りたい。

あ、なんだかんだ言っても いざとなったらってか 必要に迫られれば どんなに逃げたくても 相手とタイマン張るんだ、ワシも。
でも、知ってしまったら逃げられなくなるんだなぁ(泣)
でも、真意は知りたい。

ナースくんの家にいく用事があった。
途中にすっごく急な ほとんど壁な参道が観光地らしい寺社があって そこをほとんど登った(上った、じゃない)右の脇道に彼の家がある。
広いバス通りとそれと平行する商店街そして参道。
勾配の始まりでイレギュラーな三叉路。
バス通りではなく 商店街から行こうとしていた。
商店街に沿って「そそりたつ参道」の入口がある。
おしゃれだったり それとない名店が並んでいて興味をそそられながら坂を上がっていた。
人混みの中に例の参道を行く 若い男子の集団に気付いた。
周囲の人達の会話で その坂が名物の参道だと知る。
普通の人が行く参道は遥か下にあり、彼の家に行くには離れていく。
急な参道を登りきって左に進んで 一般の参道と合流するようになっていた。
彼の家は右折なのだ。
私の選ぶ道はバス通り、商店街>急参道>>参道だった。
なのに 何故か 急な参道を行こうと決めた。
少し来た道を下って参道の入り口に左折した。
盛り土に石で浅~く段が彫ってある体の壁。
勢いで登ったけれど 既に往くも地獄、帰るのはもっと地獄ってところで限界がきた。
残りはわずかだが 自力で昇り切るのは不可能に思えた。
しかし 既に飛び降りても 万一、よほど上手く壁沿いに滑り降りることができたとしても 墜落か滑落の差でしかないような高さに居る。
登るしかない!と覚悟を決めたところで 右手に シュガートング。
もちろん、ピッケルの役をするわけもなく。
とりあえず 土に差すも 柔らかい土を抉りグニャリと曲がったそれは虚しく土をもろもろとこぼすのみ。
「やっぱり~」と思いながら己の左足が思いの外 力がない事を再確認&認識の甘さを思い知りながら何とか登りきる。
両手はもちろん泥まみれ。
そう、左片麻痺のリハビリのデイサービスで彼に出会ったのだった。

ようやく登り終え、顔を上げると偶然、仕事中の彼に出くわす。
ここで「彼」は・・・・・・山里亮太
もっとキモヲタなルックスだったが 山ちゃんだった。
フツーに彼氏として夢は続くけど すぐに目が覚めた。

山ちゃんやナースくんはともかく。
自分のなかで リアルな恋愛感情 を体験してビックリ。
恋が始まる時のドキドキ感とか
彼氏になった人に対する感情とか。
夢のなかで ドキドキさせてくれたのはナースくんで
彼氏は山ちゃんだったけど。

これから先、恋愛することは無いって思ってるけど
なんとなく「誰に紹介されてもいい自分になろう」って思った。
ワシを好く思ってくれる人に恥をかかせたりしない自分になりたい。
夢で出てきた二人がワシよりずっと若いってこともあって 自分がみすぼらしくて恥ずかしかった。

今から若くてキレイを目指しても無理だから せめて 人並みの身だしなみは身に付けよう、と強く思った。

あの壁に行こうと思ったのはなんでだろう。
途中で投げ出さなかったのもなんでだろう。
夢のなかでも 適当に流す、とかぼかすってあるのに
(たしかに最後は都合好く登れてたし)
流す前に 文字通り「絶対絶命」の状況を理解して 自分の身体も力量も及ばないって自覚してるのに「それでも行く」って決めたのはなんでだろう。
なんとなく目覚めてから妙に心に残った。

夢の中だけど
誰かに好かれてドキドキする気持ち
受け入れた人に寄せる感情。
リアルに思い出せて興味深かったな。
そして 今より自分のルックスに気を遣おう、と思ったのもしみじみ興味深い。

突然 この曲を思い出した。
福山政治 / スコール

あらやだ。
どうやら忘れきってた 乙女心 ってヤツが呼び起こされたようだわ。
春のせいだね。